日記の効用。
6月 29, 2008
日記を書いておけばよかったかなって、ふと思ったんですよね。なんでかは知らないけど。いや、正確に言うと日記を書いておいた方が後々の楽しみもできたかなって。まだ23なのに、って言われるかもしれないけど、10代の記憶がだんだん曖昧になって来ているのを感じるんだよね。個人的にはもう二度と経験したくないけど、でもそれなりに希少な体験をしたと思ってるし。
多感な時期に親に隠れてエッチなコンテンツに親しみ、政治的に極端な連中とも関わり、世界が矛盾に満ちているけれども何となく辻褄の合っている憎めない世界だと知ることこそ重要なのだ。(via 有害サイト規制の前に議論すべきこと - 雑種路線でいこう)
10代ってこういう時期だし、そこで得られた経験って後から思い返せば思い返すほど一生物だって思えてくることが、最近多くなった。そういう日記に、もちろん文章としての質の高さとか、名文であるかとかそんな事を期待してるわけじゃないけど、やっぱりあの頃じゃないと書けないことって多いように思えるから。記憶力とかが高ければそんな事も楽勝なんだろうけど、生憎ながら僕はそこまで記憶力が高くないと来ているんだよね。10代の頃の僕がどんな文章を書くのか純粋に見てみたい。きっと小っ恥ずかしい事を大真面目に書くんだろうな。アメリカは汚い!とか、この世は偽善者ばかりだ!とかさ(笑)別に大人になったという自覚はそれほどないし、もっと年上の方からみたらそれほど大して変わらないのかもしれないけどさ、やっぱり自分の中では変わった自覚はあるし、その過程で、何かを落っことしちゃったような気がするんだよね。それが何かって聞かれたら、上手く言葉にして説明できる自信は無いんだけど、とにかく何かがぽっかり消えちゃったんだ。
別に小説書くとかそういうつもりはないけど、もし何かお話をつくるなら、そういうのがあったら便利だって思うし、というような何というか功利主義的で未も蓋も無い願望もあるんだけどさ。他に理由を挙げるなら、アルバムみたいなものかな?僕は写真嫌いだから、そういうものは持ってないし、これからも持つつもりは無いんだけど、でもそういう日記帳とか見て、懐かしむのも悪くないんじゃないかってさ。じゃあこれから書くかって話にそれるけど、書くかなあ?やっぱり面倒だものね(笑)
フィルタリングなるものをもうけようとしているらしい
4月 5, 2008
essaさん経由。
昔はネットが無くてもやっていけた? 嘘をつけ。マジョリティはそうだったかもしれないが、マイノリティはそうじゃない。自己の中心的な属性を否定 するような情報ばかりに曝されて人格形成で大きなハンディキャップを負い、無用な自己否定感を植え付けられ、あるいは自死に追い込まれてきたんだ。
そして、そのような子供に適切な手をさしのべられるほど知識のある大人は近くにはいなかった。なぜならば、マイノリティだからだ。それに対して活動している大人もそんなに地理的に近くにはいない。
インターネットの普及によりようやく、こうした子供に手をさしのべられるようになってきた。webフィルタリングは、このような子供を見殺しにしようとしている。
フィルタリングの技術的問題点を知らしめる活動
これは重要な視点だと思う。webは身近にコミュニケーションを取る人間のいないマイノリティに対してこそ威力を発揮する。しかしこういう視点を持つ人が政策担当者にいないっていうことなんだろうな。つまり
『過去』は古臭く、『現在』は常識的で、『未来』はグロテスク
こういう定式にあてはめているんじゃないかと思う。いささか過剰反応過ぎるように思える。年を経るにつれてwebってのはその存在を希薄化されて日常にとけ込んでいっているのに、今回の法案はその流れに逆行するようなものになってきている。ちなみに元の法案の趣旨はこんな感じ。
この法律は、インターネットにおいて青少年の健全な成長を阻害するおそれがある情報が流通し、青少年のインターネット利用の良好な環境を整備する必要性が 生じていることにかんがみ、インターネットを利用して青少年により青少年有害情報が閲覧されることを防止するための措置等を講じ、もって青少年健全な育成 に資することを目的とすること。via 日本のインターネット産業に大きな節目?–自民と民主が重要法案を準備
webが全くの善ではないことは認めるけど、そこから「有害」なるものをどうやって取り除くのか。言葉は悪いけどまるで地上の楽園を目指して崩壊への道を歩んだ共産主義みたいな考え方だよな。現実を見てない理想主義的な手法だと言わざるを得ない。原理的にそんなこと無理なんだから、そういった未成年に「不適切(何を持って不適切とするのかも甚だ疑問だけど)」なコンテンツがあることを認めた上で、浄化するのではなく、それに対してどのようなアプローチをすべきかを教育する方がよっぽど現実的だと思うんだけどねえ。
すくなくともこのまま法案として通るとかなり不味い。お隣のグレートウォールを嗤えないよね。やはりここはMIAUの出番だと思うのだけど、彼らはもうアクションを起こしてるのかな。一個人として行動するよりは組織としてアクションを起こした方が政策への影響力は増すと思うのだけど、どうなんだろうか。
やっぱりもう検討してたようだ。ファクトベースでのこの政策のありえなさっぷりを逐一論じてるのでこちらを見た方がより理解が深まる。携帯フィルタリングがようやく妥当な方向に向かっていたこのタイミングでぶちかますあたり凄いよな。
今日のブクマ
4月 2, 2008
本を速く読むのは好きではない。sa
- そうそう、それでなかなか進めない、っていうことがしばしば。
完璧な意思の疎通というのは無理だと思う。そもそもその完璧さを計る手段がないのではないか
- 突き詰めると哲学の話になりそうなのでパス。でも良い線ついてる。
まぁ、意図したものとは違う解釈であったとしても、触発され、そう思えたのなら、それでいいのかもしれない。
- 書き手の意図と違う解釈であることに自覚的ならば、それでも問題ないとは思う。けど、それに無自覚であ ると時に面倒な事態になる。というか、Webでのもめ事はそういった「誤解」が原因であることが殆どだと思う。 要するに、ビデオブログが普及すればいいのにという話ですね。(違う